あの子をなぐさめる ひとかけらの光
汚れた傷を洗い流して 見上げた空に
手を伸ばしてみた
綺麗になりたくて もがけばもがくほど
この手も足も 獣臭くて嫌になるんだ
いつもそうだよ
風も嵐も夢も涙も金も痛みも恋も明日も
恥も誇りも聖者も影も愛も轍もたゆたう世でも
あの子をなぐさめる ひとかけらの光
ハートの破り方 / AL
あなたは誰かの痛みを想像できますか?
痛みを隠している可能性があるということを
頭に浮んだりしますか?
勝手に可哀想と思っていませんか?
勝手に悪いやつと思っていませんか?
勝手にいい人と思っていませんか?
悩みがない人間と決めつけていませんか?
バカだと思っていませんか?
ほんの少ない情報で 決めつけてませんか?
信じすぎてませんか?
疑いすぎていませんか?
信じること と 疑うこと
どっちも大事
あなたにとってわたしはどう見えてますか?
逆に あなたはどう見られているのでしょうね
人を傷つける人にも
傷付く行為をするまでの過去がある
きっと無闇に傷付けるひとは
無闇に傷付けられたんでしょう
呼吸をすると同じくらい
嘘をつくことが当たり前になったのも
たくさん嘘をつかれたか
誰からも信じてもらえなかったか
人が悪い方向に進むときは
なにかしら
訳がある
人間だれしも初めは無であるわけだから
危害を加える力もなければ 方法も知らない
少なくとも善である
善から悪に転ぶのは
割と簡単で
光を信じる者 愛で満たされている者でさえ
誘惑に負けてしまう可能性がある
危機感のない人ほど
光しか知らない人ほど
愛だけを信じている人ほど そうだ
割合は置いといて 少なくともゼロではない
だから油断できない
誰かを傷付けた分、
自分も傷つけられる
信じない分、
自分も信じてもらえない
許されたいのなら
許すべきだ
何故そんなことをしたのか
話して欲しい
否定はしないから 責めたりなんかしないから
話してみて 自分を知る 手伝いをしたい
結局、理解はできないとしても
君にとって
わたしやあの子は可哀想でしょうか?
ずっと笑っている 能天気に見えますか?
死にたいと一度も思った事のない
人間に見えますか?
君が見えている私の姿は
さて、どの側面のわたしでしょう
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