本当の答えは夢の中の微笑みよ

永遠不変の愛を約束したいけど
広がる世界の前 羽のない鳥の様
逃げない 逃げない
神秘的なドアをたたいては 戦いにさわる

あといくつのため息と不安を抱いたら
私達はたどり着けるの?

今も呼んでるの夢の中の私は
本当の 答えは夢の中の微笑みよ

Crazy for you / CHARA
あの子とわたしを繋げたのは北斗七星だった
偶然なのか 運命なのか 奇跡なのか
そんなことはどうだってよくて
ただわたしは 何かはじまりそうな気がして
ただそんな気がして 胸が高鳴っていた

「…もしもし!」
「はいは~い、こんばんは!」
 (曖昧)

たったひとラリー
これから本格的にキャッチボールを
はじめるというのに
つい五分くらい前まで 少し緊張する!
と言った彼女は ケラケラと大きい声で笑った
何故、あんなにも彼女が笑ったのか
すぐに状況を理解できなかったけど
彼女の笑い声をきいて
なんとなくだけど 今から始まるキャッチボールは 素敵な時間になるに違いないなぁと確信した瞬間だった

何を話したか 正直 結構忘れてしまった
メモすればよかったなと後悔してる
けど素敵な日は書き残すべきだと思い
日記を書いている
人が日記を書く理由は
大体、忘れたくないからだと思う
大事にしたいからだと思うんだ

わたしたちは 日本語でもない 英語でもない
韓国語でも 中国語でも どれでもない
わたしたちだけの言語だけで会話をした
頭をあまり使わず 心だけで会話していた
全てふんわりとしていて 明確ではないのに
通じ合っていた

不思議だった
彼女も同じことを言った
「不思議な感覚だね、
でもなんか懐かしい感じ」というのを
何回言ったかわからない

言葉を投げて 言葉で返されて 受け取る
そんなことを繰り返していくうちに
こんな子なのかもしれないと 最初、
仮に付けていた付箋たちが次々と剥がれて
本物が見えるようになってくる
それが本物かどうかも
分からないけれど 少なくとも
『第一印象とは違う』というのを
間違いなく増えていったのである
悪い意味は一切ない

それが交流ってもんだからね

彼女はよく笑うひとだった
分からなかったら 分からないって言える人でもあったし、それはこういうこと?と誤解や誤認が生まれないように確認するような、とてもとても丁寧なひと

唐突的にはじまり
突然おわる
かといって中途半端にすることはせず
放置してしまった話題を きちんと迎えに行って
お互いが納得し、スッキリしたら 次の話題

気が付いたら 五時間も会話していた
映画二本分くらいだ
映画二本分、言葉を交わし合った

お互いの基準について 愛について
色について 過去の話や 友だちの話
時々生まれる 沈黙(情報処理タイム)が
愛おしかった

沈黙は苦痛なものと言う人もなかにはいるが
わたしは沈黙が心地良かった
苦痛じゃない沈黙は
許し合えている現象のひとつではないだろうか

片手にスマホを握り 耳に当てる
スマホを通じて 声だけでの交流
実際、どんな表情をしながら
言葉を交わしてくれるのか
相手の感情をキャッチするのに
声だけ というのはあまりにも
コンテンツが少ない

これについては
そんなことない

結局、好きになってしまう人というのは
なんとなく という時点で分かるものだ
フィーリングっていう名前らしい
愛す理由をあげなきゃいけないとするなら

『フィーリング。』
全てこれに尽きる
それ以下でも それ以上でもない 








空が海だったらいいのに
いつもそんなことを思っている
眠い
眠いって贅沢
眠れない夜は苦痛だ

愛し合えたら 踊ろう
愛って呼んだら 全ての人が振り返れるような
自分のこと呼ばれたのかなと
振り返ってしまう
そんな世界になったらいいよ

おやすみ

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