タバコの煙のせいだった

これが心の最先端 待ち焦がれていた涙は
タバコの煙のせいだった
霧のような未来への動き

そう 僕は迷う
服を引っ張ったりして 君を呼び止めたのは
疲れた日々の気まぐれだった
だけど 君を誘う

GO TO THE FUTURE / サカナクション
どんなものにも名前が付いてる
わたしにもあるし 君にもあるだろう
世界には名前の付いたもので溢れている
どんな行動にも どんな現象にも名前があって
わたしはそれに違和感を抱いてる

時々、夜とか自分でも分からない感情を
抱く時があって じゃあ例えば一般的にそれは
憂鬱という名前だったり ときめきという名前だったりするとしよう

しっくりこない

そんな時ってないだろうか
人に相談したり 共有したりするとき
相手からそれって憂鬱だよって言われても
なんだか違うんだよなってなる事って
ないだろうか

世界はそういう名前もつけられないもので
溢れている気がする

友達以上、恋人未満の間の関係性のこと
説明できないし 名前なんてない
知らないだけかもしれないけど
どういう関係性かだなんて
それは二人にしか分からないこと
誰かが決めつけることではない
ただその二人がこうだというなら
間違いなく、そうであって
それ以上でも以下でない
でも何故か人は綺麗なものが好きだから
個人的な理想を上塗りしたり
より美化しようとする癖がある 何故なんだろう

星にはたくさんの名前があるけど
星屑ひとつひとつに名前があるわけじゃない
短命だから付けるまでもないからかも
分からない

でも感覚はそれに近い
わたしたちは形式や名称で縛られなくても
いいんじゃないのかなって
決め付けなくていいんじゃないかなって思う

賢くなるということは 決め付けることや
範囲を狭くさせることじゃない
知識を増やし 賢くなるということは
引き出し、ヒント、手がかりが増えるだけであり
より対象物に対して近しくなるだけで
それが答えだとは限らない

賢くなるほど 疑わない
それが答えと決定するから
賢くなっても 疑うべきだ
自分で得た賢さをどう利用するべきかと
わたしは時々こんなことを考えたりする

名前のないものがたくさんある
わたしはそれを信じてる
確かじゃないほうが何故か安心する
その方がもっと真実に近づける気がする

教科書にも 辞書にも どこにも載ってない
君にしか分からない 君のその感情を
わたしは尊重する
一生完璧に理解できないだろうけど
想像はし続けるよ



明日も、明後日も

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